2008.06.13
悪魔集会
撮影協力と素材について
悪魔集会時代の話です。 当時は、今ほどネットもリアルタイムでも無く、 Twitterとか無くて、blogやmixiが全盛期の時代でした。 スマートフォンも無く、今で言うガラケーが中心で、 カメラの性能は上がってましたが、暗い所が苦手で、 blogやmixiのアップロードは、イマイチな感じでした。 要するに、今と違って目撃情報が少なく、 あったとしても、数時間前とか前日とかの話でした。 その頃、撮影の上手い高校生が居て、カメラマンとして、ツーリングに誘ってました。 当時はパジェロでツーリングへ行っていたので、後部座席に人も乗れますし、 車高も高く、走行中の写真を撮影するのに、結構適していました。 悪魔集会の時のツーリングは、ほぼ毎月1回~2回集まって走ってました。 その高校生とは1月に知り合ったのですが、撮影の機会が多かった為、 元々上手かったのが、更に上手くなったと思います。 特に、走行中の撮影は、当時撮影する人が少なかったこともあり、 オーナー関係者にも好評で、良い写真も多く残ってます。 で、自分とも面識のあるプロカメラマンが、高校生の写真に触発されました。 普段海外に居るため、機会が合った時に撮影することになりました。 祝日だったので覚えていますが、11/3の文化の日でした。 その高校生はバイトで来れなかったのですが、ショートツーリングと言うことで、 大黒PAから辰巳PAと、最近だと定番なルートで撮影することになりました。 ここまでなら、ある程度普通の話なのですが、ここからが問題でした。 と言うのも、前に書いた通り当時はパジェロに乗っていたのですが、 あるスーパーカーのオーナーが、メルセデス・ベンツのCLを貸してくれると言ってくれたのです。 元々都内に用事があり、わざわざパジェロを取りに行くのも大変だろうと、 気を使って言ってくれたのでした。 所が、そのカメラマンが猛反発しました。 僕しては、単なるドライバーで車は何でも良いと思っていました。 しかしカメラマンが言うには、 「高校生が撮った様な高さのある写真が撮りたい。パジェロじゃないと困る」とのことでした。 結局、1時間以上携帯電話で通話した挙句、パジェロで撮影することになりました。 撮影自体は、カメラマンの写真も、僕がパジェロから撮影した動画も、よく撮れました。 湾岸線自体皆走り慣れてますし、トンネル内の明るめの所でも、綺麗に撮れました。 撮影の数日後、お互いに撮影結果をmixiとかにアップしました。 カメラマンは、軽い加工と言いつつ、綺麗な写真をアップしてました。 僕は僕で軽く動画を編集し音楽を付けて、面白い感じで動画をアップしました。 どっちが先に言ったか覚えていませんが、お互いに言いました。 「貴方の撮影データが欲しい」と。 僕は、カメラマンが撮影した写真データが欲しいと言いましたし、 カメラマンは、僕が撮影した動画データが欲しいと言いました。 僕は、最初どっちでも良かったんですが、カメラマンは違いました。 「自分はプロとしてやっている。だから、渡すことは出来ない。 貴方はアマチュアだ。だから、データくらい渡しても問題ないだろう」と。 コレを聞いて、頭にきたのを覚えています。 カメラマンの要望で、わざわざパジェロを持って来て、撮影に協力したのに、 この時のガソリン代も高速代も支払わず、データも渡せない。 加工前のデータを全て寄越せと言ったのでは無いんです。 加工後でも良いから、サイト掲載用の画質が低い奴ではなく、 PCの壁紙くらいには使える画質の奴で十分だったのですが、 その話になる前に、「渡せない」の一点張りでした。 撮影自体にプロ意識を持つのは良いことだと思いますし、技術とかは尊敬しています。 でも、都合の良い所だけプロと言い張るのは、いかがなものかと思います。 僕は確かに遊びです。だからと言って、手を抜いている訳では無い訳ですから。 この時依頼、このカメラマンとは、なんとなく疎遠になってます。 カメラマンが全員が全員こう言う方で無いのは、知っています。 最近知り合った方は、無償で提供してくださいました。 協力したりする時は、ある程度自分で納得した上で、 協力出来る範囲ですれば良いと思うきっかけになった出来事でした。
DiabloMeeting2007
DiabloGT 70/80
首都高湾岸線
ディアブロ・ミーティング2007
ラストツーリング
2008.12.07